寿製薬株式会社

社長からのメッセージ

就活中の皆さま。ようこそ弊社のサイトにお越し下さりました。

私ども寿製薬は従来の胃炎・胃潰瘍治療剤「マーズレン」のビジネス(中国での商品名「麦滋林」、インドでの商品名「Glutazene」)を土台にしながらも急速に変化しつつあります。
また弊社の新医薬品もジェネリック医薬品も製品ラインナップがここ数年で様変わりしました。それは新医薬品は新規糖尿病治療薬「スーグラ」、「スージャヌ」、新規急性白血病治療薬「ゾスパタ」の上市、またジェネリック医薬品は独自の製剤技術に加え、数年前から自社での化学合成による原薬製造を活かした未上市ジェネリック医薬品の上市に取り組み、短い期間ながらも全国の8割の調剤薬局様に私どもの商号「KO」印のジェネリック医薬品を納入させて頂くことが出来ました。
今後とも持続的な成長のために、短期的視点で収益をもたらすジェネリック医薬品と中期的視点で収益をもたらす新医薬品の「両輪経営(Dual-engine Management)」での経営の安定化を考えております。
新医薬品に関しては、不屈の精神を持つ研究陣による「実戦経験」の多さ、自社所有「ライブラリー数の多さ」、やってみなはれ。を良しとした「開発失敗の多さ」、を誇りにしております。

創薬研究において学生時代の 専門分野はさほど大きなことではありません。それは入社後の創薬研究と重複はあるものの必ずしも一致していないためです。そのため学生時代の専門分野を踏まえ、入社後にやる気とバイタリティを持って一緒に研鑽を積める学生さんの入社に大いに期待しています。

このことは、大学の有機合成系では他人が作った薬の合成法「How to make」を研究しているものの、生物学と絡めた新薬の創り方「How to create」に関しては薬学部といえども日本では余り教育を受けていません。また生物系でも限られた範囲の知識を学び、薬物動態や動物・人での効果の予見性などの創薬に必須な広範な知識「Comprehensive knowledge(CK)」は余り学んでいません。さらに製剤学系でも特にジェネリック医薬品の処方設計は、薬学部でも学ぶ機会は少なく、 処方を見れば会社名が大体分かるほど出身研究室に依らず各社に依存しているが実情なのです。これらは全て入社後に私たちと共に「実戦経験」を通して学んでもらいたいと考えております。

また医薬品生産でも学生時代の 専門分野はさほど大きなことではなく、「普通科」でもやる気とバイタリティを持つ学生さんの入社に大いに期待しています。医薬品の生産管理工程であるGMP (Good Manufacturing Practice) について共に学んで行きましょう。原薬工場では大卒・院卒に限らずに高校・高専の「化学科」などの卒業生も活躍しています。さらに製剤工場でも、大卒に限らず高校・短大・専門学校・高専の「電気科・機械科」などの卒業生も活躍しています。製薬会社と「電気科・機械科」とは余り結び付かないかもしれませんが電気や機械を扱う「ものづくり」産業なのです。また製剤工場では弊社の製剤技術のみが注目されがちですが、製品の安定供給を支えているのは、工場のオペレーター個人が弊社の「品質文化(Quality Culture)」を良く理解し遵守されており、またグループ長(GL)が若手 を含む忌憚のない現場の声を貴重な意見として上層部まで汲み上げていることです。

我々は決して常勝集団ではありません。遥かに多い失敗を乗り越えるため仲間がいます。
なんでも話し易い環境があります。それ故に初出荷の写真にある笑顔があります。
こんな弊社に共感される方がいらっしゃいましたら、ぜひともご応募ください。

ご応募を心よりお待ちしております。